乳がんは早期発見が大切

乳ガンの名医といえる医師の第一条件は、まず検査を行ったときに早期発見が出来ることです。早期発見ができるかどうかで、その後の治療内容や回復は全く違ってきます。けれど、しこりが見つかる段階では腫瘍の大きさはかなり大きくなっているといえますし、それ以前の段階では石灰化や周辺組織との違いを見極めるには経験が必要です。

このため、乳ガンの診断が得意な病院を選ぶことが大切になります。そのためには、医師だけでなくその病院が保有している検査機器も重要になってきますので、受診しようと思っている病院がどのような検査を行っているのか一緒に調べることをお勧めします。

手術になったときのことも考えて

そして、乳ガンの場合ほかのがんよりも特に重要になってくるのが手術を行ったときに、その後の見た目がどうなるのかという問題です。乳ガンの手術自体は、乳腺科をもっているようなある程度の規模の病院では、ほとんど行うことが可能です。

しかし、手術の方法については病院や医師によって大きく違いが出るのが事実です。手術後に、見た目をできる限り元に戻すために再建手術を行うことが多いのですが、そこまでを視野に入れて手術を行ってくれるのが名医といえます。乳ガンのある位置や大きさにもよるのですが、乳輪部から手術を行って傷が目立たないようにしたり方法はたくさんあります。

しかし、そういった手術ができるのはごく一部の名医がいる病院のみになります。そして、いくら手術後の見た目がきれいであっても乳ガン自体の治癒率が下がってしまっては意味がありません。そういった面も含めて、メリットやデメリットをきちんと説明できる医師が名医といえます。

治療法も重要

そして、乳ガンでは手術だけではなくその後の治療についても重要になってきます。治療の効果を高めたり再発の危険性を下げるために、手術後には抗癌剤治療や放射線治療、ホルモン療法が行われることも多く、これらの治療の選択も重要になってきます。

これらの治療については、乳腺科の医師単独で行う場合もあり、放射線科、腫瘍内科の医師と相談しながら行う場合もあります。同じ病気であっても、複数の医師がかかわって治療を行うことが多いのでその病院に、どんな医師がいるのか、名医と呼ばれているのは何かの医師なのかが大切です。

そして最後に、乳ガンの場合周囲にリンパ節や大胸筋と呼ばれる大きな筋肉があるので、手術後にリンパ浮腫や重いものが持てなくなるなどの合併症が起こる可能性があります。

これは、手術自体でリンパ節や筋肉を温存するのかなども関係しますし、手術後にリンパドレナージュといったケアを行うスタッフや手術後のリハビリが得意なリハビリスタッフがいるのかということも大切になりますので、手術後のケアについても一緒に調べておくことをお勧めします。